Sunday, May 04, 2008

陰陽道と安倍晴明

「陰陽道 」と言う宗教はちょっと難しいが、漢字が分かったら、言葉も分かると思う。陰陽道のオンは中国語のyinで、ミョウは中国語のyangである。だから、陰陽道と言うのはyinとyangの道と言う宗教である。この宗教はもちろん道教から来たが、日本の古代には、いろいろな宗教があるコンセプトがなかったから、仏教が日本に入った時、神道と仏教が絡み合ってしまった。(日本に入る前に、中国で仏教と道教も絡み合ってしまった。)こう言う風に、陰陽道は神道、道教、仏教の所産であった。

さらに、陰陽道は宗教が、古代の理科の様相もあった。今、理科ではないが、陰陽道の一番大切なことは占い、悪霊払いなどだ。平安時代は迷信家が多いだったから、占いは本当に大切だった。でも、他の理科の様相があった。例えば、陰陽師は天文学を始めた。

陰陽道の中のとても有名な人がいた。「大陰陽師」と呼ばれた、彼の名前は「安倍晴明」であった。この人はよく古い物語に入っていた。例えば、今昔物語によると、安倍晴明は子供の時から鬼、妖怪を見ることがでた。同じ物語には、晴明が仏教の僧侶に「陰陽道を使って、人を殺すことできるの?」と聞かれた。晴明はその能力があったが、人を殺すことは罪だから人の代わりに、絶対に触れないでカエルを殺した。呪文を言って、植物から葉をとって、カエルに投げ付けた。その葉がカエルに触れた時、カエルがぺちゃんこになってしまった。

宇治拾遺物語によると、同じ晴明は藤原道長の命を助けた。毎日、道長は作ったお寺に行ったが、ある日、道長の白い犬が寺に彼を入らせないようになった。彼はどうしたらいいか分からなくて、晴明が呼ばれた。晴明はすこし占った後で、 お寺の入門の下の土に 呪術された物が埋め込んだ。道長が分からなかったが、犬が絶対に主殺しをふせぐように犬が 彼に入らせられなかった。晴明が土から呪術された物を掘り出した後で、道長はお寺に入ることできて、犬はほめられた。

現代、陰陽道も安倍晴明も本当に人気がある。1988年に、夢枕獏と言う有名な小説家が安倍晴明についてシリーズを書き始めた。それから、陰陽師も晴明もたくさん漫画、小説、映画、テレビドラマなどに入ってきた。漫画と小説を数えれば、きっと二、三百以上ある。
でも、これはどういう意味であるか。陰陽道の人気が急に高くなったのはいろいろな理由があるかもしれない。一つ目はテクノロジーがあり過ぎる世界の人の人生は普通過ぎると思うから、日本人はもっと魔法、ファンタジーなどの様相が好きになった。二つ目は日本人は陰陽道の様相を再生している。例えば、現代に陰陽道の占い方は人気もある。そして、他の宗教のとおりに、陰陽道は理科が答えられない質問に答えられるが、違う答えがある。本当の理由が分からないが、「晴明ブーム」は今二十年間にも続いているから、必ず大事な理由があるかもしれない。